変曲点を設けよ!

12月 17, 2012
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起承転結でストーリーを編集する際に多くの方が最も難渋していること。

それは、「承」から「転」への持って行き方ではないでしょうか?

 

確かにそうなのです。

ストーリー作りで一番骨が折れるのは、

いかに「承」の部分を充実させ、上手く「転」につなげるか?

ここをクリアしてしまえば、あとは意外と楽にできてしまいます。

 

そこで今回は、なるべくスムーズに承-転を展開するための、

手がかりを一つ提供しておきます。

 

それは、ハリウッド映画に見られる物語の「変曲点」です。

 

数学に詳しい人はご存知だと思いますが、

変曲点というのは、平面上の線の曲がる方向が変わる点のことです。

 

映画が始まって終わるまでを一本の線にたとえるとして、

その発端と結末を結ぶ線が何の盛り上がりもない直線なら飽きられてしまいます。

そこで、一本の線をどこかで折り曲げて、ジェットコースターのように

波打たせなければならないわけです。

 

その折り曲げるポイントをどこにおくか?

この作業が、いわゆるプロット設定に相当するのんですが、

ポイントそのものを「変曲点」と呼んでいます。

 

ご想像の通り、大きな変曲点、つまりジェットコースターで最もスリリングな

高くて急こう配のレールは、承から転に位置づけれられます。

 

しかし、この点のみに注意を意識を傾けてしまうと、

編集作業がなかなか捗らない、うまく出来ていないような気がする・・・

こうした人が多いような気がしています。

 

そこでこのような場合、「起」「承」「転」「結」のそれぞれのパートで、

小さな変曲点を設けてしまう、という手が有効だったりします。

 

話の流れとしては、

1.起

(A)一つ目のパート :問題提起

(B)一つ目の変曲点 :問題の発生

2.承

(A)二つ目のパート :発生した問題への対処

(B)二つ目の変曲点 :問題の深刻化、拡大

3.転

(A)二つ目のパート :拡がった問題によって窮地に立たされる主人公、葛藤、苦しみ

(B)二つ目の変曲点 :視点を変えてみる。それによって新たな希望の光が。最後の決意

4.結

(A)二つ目のパート :問題解決に向けての行動

 

 

ほんの一例ですが、まずこんな感じで枠組みを作ってしまいます。

当然ながら、「結」には変曲点はありません。話が終わらなくなってしまうので 笑

 

はじめは、小さな変曲点をそれぞれ盛り込んでおいて、

あとから「転」の変曲点がクライマックスなっているかという視点で、

最大の変曲点になるように調整していくとよいと思います。

 

スムーズに起承転結の展開がこなせた人はそれで良いのですが、

どうしても上手く「転」に持ち込めない、という人は参考にしてみてください。

Updated: 12月 17, 2012 at 5:08 pm