小説を読みましょう!

12月 15, 2012
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基本テキストにもとづいてゴリゴリ練習してますか!?

 

何もやっておらんのだよ、という人はおいといて、

どうも筆が進まなくて・・・という人は、ちょっと息抜きしてください。

 

私のオススメは、感動する小説を手あたり次第読むことです。

 

短編なら写経してもいいかも。

 

好きな作家でいいです。

 

漫画でもいいですよ!

 

 

感動した!

 

心が揺れ動いた!

 

という場面がもしあったら、

それは作者の「臨場感空間」に支配されてしまった結果です。

 

臨場感空間は、気の利いたワンフレーズでもたらされるものではありません。

“この場面で泣かせてあげよう”という、

プロットによって導かれているのです。

 

つまりは、文章力以前に編集力が存在しているんですね。

ステップメールもおんなじ。構成がものをいいます。

 

では、ステップメールで臨場感を演出するにはどうしたら良いのでしょうか?

 

二つあります。

 

一つは、「読者の記憶を引き出すこと」です。

 

でも、直接会ったわけでもない読者の過去のことなんか、私たちにはわかりません。

 

そこで、どんな人が読んでいるのか?読んでほしいか?

という、ターゲット設定と最低限の取材が必要なわけですよ。

 

 

もう一つは、「矛盾しないこと」です。

 

ストーリーに一貫性がなくては臨場感もへったくれもありません。

 

一貫性の心理というのは、障壁を乗り越えるとより強固になります。

 

そこで、一貫性がゆらぐ場面を「転」に置くと良いのです。

 

それまで読者の予想通りにことが進んでいたと思いきや、

いきなりそのフレームが「転」によって中断されます。

 

これによって精神状態が不安定になるので、

自分自身の頭で一貫性を維持しようという防衛本能が読者に芽生えます。

 

この状態は、人間がとても暗示を受け入れやすいんだ、

ということを、よく覚えておいてください。

 

つまり、まさにそこで、一貫性修復の手助けをしてあげるのです(これが「結」)。

読者が「主」で、発行人は手助け程度なんだから「従」です。

 

なので、最終場面において、くどい売り込みは要りません。

こうした大枠をフレーム化してプロットに落とすことができたら、

あとは、物語っぽい肉付けをしていけばいいんです。

 

その際に、読者の記憶を確かめるかのような問いかけなどを

塗していけば、より効果的でしょう。

 

まあ、今回の話は難しかったかもしれません。

 

でも、こうしたことを少し頭の片隅にでもおきながら、

好きな小説を読んでみると、楽しいですよ。

 

作家の狙いがとてもよくわかるようになります。

 

まだ一つも起承転結を手掛けていない人は、

今日の話に引きずられ過ぎることなく、

まずは一篇、手早く仕上げてしまってください。

 

そのあとに、2つのポイントを意識しながら、

見直してみるとよいでしょう。

Updated: 12月 15, 2012 at 6:08 pm